トレーニング中のマスクの取り扱いについて

お世話になっております。

県独自の緊急事態宣言も明け、子どもたちの活動も活発になってまいりました。

と同時に、南国宮崎、日差し・暑さも日増しに強くなってきております。

 

保護者の皆様におかれましては、今度は、お子様の感染予防のためのマスク着用と、

運動時のマスク着用による熱中症のリスクと、何重ものリスク管理にご苦労されているかと存じます。

 

運動時のマスク着用のリスクを考えますと、1つに、マスク内は新鮮な空気ではなく、

自分の吐いた呼気が含まれるため酸素濃度が減少するため酸素不足に陥りやすくなります。

次に、マスク内の温度が上昇し、顔の半分の温度が上がってしまうことと、

生ぬるい空気を吸い込むことによる体温の上昇が考えられます。

 

これらの観点から、

①随時マスク内の換気(マスクを軽く引っ張って空気の入れ替えをする)をすること。

②10分~15分毎にアラームを設定し、アラームが鳴ったら何をしていてもマスクを外し換気及び給水をすること。

③もちろんこの際、友だちとの距離を保ち会話をしないように促すこと。

 

以上の3点に留意しながら、安心して活動できる環境設定をしていく所存です。

 

マスク着用の生活も長期にわたり、最近入会いただいたお子様に関しては、

私どもも、給水の際、『こんな笑顔をしていたんだ』と初めて知ることもあります。

子どもたちに聞いても、マスクを外したお友達の顔を知らないなど、

マスク着用の弊害に胸を痛める日々ですが、ワクチン接種も始まりもう少しの辛抱だと

信じてリスク管理を行っていきたいと思っております。

 

アスリート道場BUSHITSU

チーフ 渡辺 なおみ